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アスベストの調査・撤去

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アスベストは、自然鉱石である繊維状の鉱物であり、耐熱性や耐火性があるため、さまざまな工業製品に使用されています。アスベストは石綿と呼ばれており、その繊維は非常に強固で耐久性があります。

Asbestos

アスベストの調査・撤去

Features

アスベストの調査と撤去の必要性

アスベストは耐久性があるのでその特性から建築材料、断熱材、防火材、自動車部品、船舶、工業用資材など、さまざまな製品に広く利用されています。しかし、アスベストが粉じんとなり、吸い込むと健康に悪影響を与える可能性があります。そのため、工事前に、建築物や他の構造物に使用されている建材に石綿が含まれているかを調査し、撤去を行います。

アスベストの調査

書面調査

書面調査では、図面や書類、聞き取りなどを通じて、石綿の使用に関連する情報を収集します。発注者や施設管理者、工事業者など、関係者に対してもヒアリングを行います。工事の概要や建物に関する情報だけでなく、個々の建材の調査も行い、得た情報から石綿の有無に関する予備判断を行います。
現地調査

書面調査の結果だけで終わらせてはいけません。石綿の使用状況を包括的に理解するためには、必ず、現地で目視調査を行います。設計書に載っていない改修工事も行われている可能性があるため、書面だけで終わらせず現地で調査を行うことが必須になります。
採取

分析を実施する際の建材試料採取に関しては、目的とする分析対象を採取するために、同一の建築材料ごとに代表的な試料を選び、採取します。分析は当社では行っておりません。別会社に依頼をし、分析を進めております。

アスベストの撤去

除去工法

除去工法はリムーバル工法とも呼ばれています。この工法は、専用機材を使用し、アスベスト含有層を下地から完全除去する方法です。そのため、建物の解体時などに再びアスベストを取り除く必要がなくなります。
封じ込め工法

封じ込め工法は、既存のアスベスト含有吹き付け材に対して、外部からアスベストが飛散しないように、溶剤を吹き付ける方法です。
囲い込み工法

囲い込み工法は、アスベスト層を板材などの非アスベスト素材で完全に覆い、アスベストの飛散を防ぐ手法です。